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ようこ先生の歯科予防コラム

2014年7月29日 火曜日

食品添加物:トランス脂肪酸

こんにんちは。
新宮町の歯医者さん、さくら歯科副院長の坂元です。

先日、日本で認可されている食品添加物の多さについて書いたのですが、たくさんありすぎて、何に気をつけたらよいか分からない、というのが大多数の方の意見だと思います。

よく見かけて健康に影響があると思われるいくつかの食品添加物にについて、時々書いて行きたいと思います。
今日は、トランス脂肪酸について、書きます。

トランス脂肪酸は、比較的ご存じの方が多いのではないでしょうか?
ファーストフード店で使われている油や、マーガリン、コーヒーフレッシュなどに使われています。
心臓病や狭心症、肥満、発癌リスク、胎児の体重減少、流産・死産、などについての研究が報告されており、欧米では摂取が規制されています。

トランス脂肪酸は、脂質の中の一つで、①天然に食品中に含まれているものと、②油脂を加工・精製する加工技術の1つ、'水素添加'によって生成されるものがあります。
①天然のものは、牛肉や羊肉、牛乳や乳製品のなかに微量のトランス脂肪酸が含まれます。
②精製されたものは、マーガリン、ファストスプレッド、ショートニングや、それらを原材料に使ったパン、ケーキ、ドーナツなどの洋菓子、揚げ物などに含まれています。

トランス脂肪酸の摂取により、LDLコレステロール(いわゆる悪玉コレステロール)が増加して、HDLコレステロール(いわゆる善玉コレステロール)が減少するため、多く摂りすぎると心臓病のリスクが高まるという報告があります
また、発がんリスクの増加についても報告があります。

必須脂肪酸には、オメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸があり、トランス脂肪酸はオメガ6酸に含まれます。
オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸の特徴は下記の通りです。

    オメガ3・・・細胞膜を柔軟にし、炎症性の反応を鎮める
    オメガ6・・・細胞膜を硬くし、炎症性の反応を引き起こす。

つまりオメガ6脂肪酸の過剰摂取により、脂肪酸のバランスが崩れ、このオメガ6脂肪酸の炎症性の反応が強くでてしまいます。このオメガ6脂肪酸の炎症性の反応が、発癌や体内の癌成長に大きくかかわっていると言われています。
さらに、トランス脂肪酸のオメガ6脂肪酸は、自然のままのオメガ6脂肪酸より消化しにくく、はるかに炎症性が高いとも言われています。

オメガ6とオメガ3の理想バランスは"オメガ6が1~4に対してオメガ3が1" が適切であるといわれています。しかし、現代人の食生活習慣ではオメガ6脂肪酸が過剰になり、その比率は"10対1"あるいは"50対1"というひどい状態になっていて、さまざまな現代病を引き起こす大きな原因となっています。

オメガ6脂肪酸を控え、オメガ3脂肪酸を摂取しましょう。
オメガ3脂肪酸は青魚をはじめ、えごま油、シソ油、亜麻仁油、くるみ、緑黄色野菜、豆類などの食品から摂取できます。

最後に、トランス脂肪酸を避ける食事としては、
①マーガリン、ショートニングと表示のあるものを避ける
②チェーン店での外食を避ける。
③マヨネーズや油脂の多い食品を避ける。
④出来るだけオメガ3脂肪酸を摂るように気をつける。
などが考えられます。

いきなり完璧に、は難しいと思いますが、少しずつでも気を付けるようにして行けたらいいと思います。




投稿者 さくら歯科