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ようこ先生の歯科予防コラム

2014年5月17日 土曜日

薬で治す歯周病

こんにちは。
新宮町の歯医者さん、さくら歯科副院長の坂元です。

今日は土曜日、お子さんが来られてにぎやかな日です。
だいぶ熱くなってきましたが、お子さんたちは来る運動会に向けて、一生懸命練習中のようです。
走るのが遅かったわたしは、体育の時間や運動会が憂鬱だったなあ・・・と、昔を懐かしんでしまいました。
今はかけっこも、順番をつけずにみんなでゴール、っていうところも多いんですよね。
優劣をつけるのがかわいそうだから、という理由みたいですが、社会に出たら競争社会にもまれないといけないのに、早くに順応出来なくなってしまったら、逆にかわいそうな気がします。
たとえば食べ物の取り方を知らない動物に、食べ物をとってあげた方がいいのか、取り方を教えてあげた方がいいのか、どちらがいいと思いますか?
食べ物をとってあげた場合、自分が病気になったりして取ってあげられなくなってしまうと、動物は餓死します。
取り方を教えてあげて生きていく術を教えてあげると一人でも生きていけます。
同じように、順番をつけないというのは場当たり的に問題を先送りしているだけで、将来困るのは結局子供だと思うんですよね。
大人になってから順応するのはもっと難しいだろうと思うので、大変な世の中になったもんだな~、と思います。


さて、今日は、歯周内科治療についてお話します。

歯周内科治療とは。歯周病を薬で治すという治療法です。
今までの歯周病の治療というと、ひたすらブラッシングと歯石取りを行って、口の中の歯周病菌を機械的に減らす、というものでした。
それらのことも当然大切であり行う必要があるのですが、ある特定の歯周病菌が住み着いてしまうと、ブラッシングや歯石取りだけではなかなか改善が難しかったのです。

重度~中等度の歯周病の患者様に歯周内科のお薬を飲んでいただくと、薬の効果が表れる一週間後に来られた時には、歯肉の腫れがひき、出血もだいぶ落ち着きます。
顕微鏡で口の中の菌を調べると、歯周病菌の数は減少しています。いなくなっている場合もあります。

このようにある程度落ち着いた状態になったところで、歯石除去を始めます。
出血も少なくなり、歯石も取りやすくなっています。

いったん菌がなくなってから、気をつけないといけないことがあります。
それは、再感染です。
家族やパートナー、ペットなどから、箸やコップの使い回し、キスなどによって、一度薬によっていなくなった菌をまたもらってしまい、再感染してしまうことがあります。
一番よいのは、家族全員で細菌検査を受け、歯周病菌の感染があれば除菌を行うというふうにすれば、再感染のリスクもずっと減らせます。

歯周内科治療のお薬は、マクロライド系のジスロマックという抗生剤です。
腸内細菌にも影響を与えますので、人によってはお腹がゆるくなる場合もあります。
当日~翌日の予定を調整してから、服用しましょう。

もし興味のある方がいらっしゃいましたら、細菌検査により、お口の中の菌をみて、歯周病菌がいるかいないか、調べることが出来ますので、いつでもご相談ください。

投稿者 さくら歯科